｜
Yakushima
屋久島
〈やくしま〉
鹿児島から空路で50分、種子島からも定期高速船が運航。深い山々が連なる原生林では美しい苔に覆われた渓流があり、縄文杉や屋久杉など太古の巨木も眠ることから「洋上のアルプス」としても知られている世界自然遺産登録の島。
〔位置〕 鹿児島県／大隅諸島（島一周130㎞）
〔気候〕 年間平均気温20.0℃／温帯性気候
〔空路〕 屋久島空港（日本エアコミューター）
〔航路〕 鹿児島本港南埠頭～宮之浦港・安房港
マングローブ／1カ所 （1市町村）
〈群生面積0.021㌶／構成樹種1科1種〉
｜
GoogleMap
自生地の全体地図
〈地形図と航空写真〉
｜
Interview
地域住民に聞く
〈マングローブ談話〉
｜月野 弘幸さん 〔職業：猟銃師〕
｜取材・撮影地／鹿児島県屋久島町栗生
温暖な気候に恵まれた屋久島の栗生地域には、島で唯一の貴重なマングローブが存在します。県道78号線の栗生橋の下流に向かうと砂地に育つメヒルギが見え、川の土手からその姿を確認できます。昭和53年頃までは栗生漁港の北側に広がる湿地帯にメヒルギ群落があり、木の根元には汽水域で生息するカニが多くいました。しかし、港湾工事によりその旧群落は消失しましたが数本は栗生川に移植され、現在では移植された木々が胎生種子を実るまでに成長しています。集落の長老はこの種子を「キツネノカンザシ」と呼んでおり、町の文化財に指定され地域で大切にされています。
｜
Spot List
自生地一覧
〈地域別の分布〉
© ManGlobal All rights reserved.