鹿児島&沖縄マングローブ探検

Kakeromajima

加計呂麻島

〈かけろまじま〉


加計呂麻島の風景
奄美大島の南端にある古仁屋港から定期船に乗り30分。大島海峡と向かい合いながら複雑なリアス式海岸が続くこの秘境的な離島は、映画「男はつらいよ」のロケ地としても知られており、国内有数の養殖クロマグロ生産地でもある。


〔位置〕 鹿児島県/奄美群島(島一周150㎞)
〔気候〕 年間平均気温21.6℃/亜熱帯海洋性
〔空路〕 奄美空港から古仁屋港まで車移動
〔航路〕 古仁屋港⇔瀬相港・生間港下船
マングローブ4カ所 1市町村)
〈群生面積0.406㌶/構成樹種12種〉


GoogleMap

自生地の全体地図

〈地形図と航空写真〉


Interview

地域住民に聞く

〈マングローブ談話
マングローブについて語る川上榮一さん

川上 榮一さん 〔職業:呑之浦集落区長〕
取材・撮影地/鹿児島県瀬戸内町呑之浦

加計呂麻島にマングローブがある事はあまり知られていません。この島の北側に面した大島海峡沿いの海岸だけに自生地があり、主にオヒルギとメヒルギの2種類が育っています。この呑之浦地区では古くから入り江にマングローブの原生林が存在しており、道がないため船でしかアクセスできない秘境です。そのため、亜熱帯の豊かな自然が残っており、昔は家族と一緒に貝を拾った思い出のある場所です。島内にも川が流れていますが、地形を考えると海岸の方がヒルギ類が育ちやすい環境だと思います。私も湾内でボートを漕ぎながらマングローブの状況を時々確認しています。



Spot List

自生地一覧

〈地域別の分布〉
〔瀬戸内町/三浦〕
防波堤沿いの浜辺から岬にかけてメヒルギの木々が整列して立ち並ぶ。
〔瀬戸内町/俵〕
一般の立ち入りが制限される黒マグロ養殖場付近にオヒルギが出現。
〔瀬戸内町/呑之浦〕
古仁屋港から貸切船でしか行けない秘境の地にあるマングローブ林。
〔瀬戸内町/押角〕
瀬相港から呑之浦トンネルを過ぎた海岸湿地にあるヒルギの自生地。
マングローバルのロゴマーク

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