鹿児島&沖縄マングローブ探検

Izenajima

伊是名島

〈いぜなじま〉


伊是名島の風景
沖縄本島北部の今帰仁村にある運天港から定期船に乗り55分。鹿児島県の「与論島」とは約45kmの近距離に位置し、天候の晴れた日には島影も確認できる。国指定重要文化財や貴重な自然が残される、由緒あふれる琉球王国誕生の地。


〔位置〕 沖縄県/沖縄諸島(島一周16㎞)
〔気候〕 年間平均気温22.3℃/亜熱帯海洋性
〔空路〕 那覇空港から運天港まで車、バス移動
〔航路〕 仲田港下船(運天港⇔仲田港)
マングローブ3カ所 1市町村)
〈群生面積0.159㌶/構成樹種12種〉


GoogleMap

自生地の全体地図

〈地形図と航空写真〉


Interview

地域住民に聞く

〈マングローブ談話
マングローブについて語る前田秀光さん

前田 秀光さん 〔職業:伊是名村役場〕
取材・撮影地/沖縄県伊是名村内花

現在はかなり小規模になっていますが、島の北部にある内花橋公園の前には沖縄県内で最北端の小さなマングローブが残ります。「千原用水」と名付けられた用水路の河口にはメヒルギの木が群生しており、繁殖能力が高いため母樹から落ちた胎生種子が護岸の隙間から芽を出しています。土地改良によって水域の幅は狭くなりましたが、元々は地形的に河口が湾曲しており西表島のような美しい水辺の景観が広がっていました。別の島民の話によると、伊是名浜付近のマングローブは数年前に地元の人々によって植樹されたそうで、以前はモズク工場の近くにも数本あったという情報もあります。



Spot List

自生地一覧

〈地域別の分布〉
〔伊是名村/内花〕
内花公園の水路を見渡せばオキナワ最北端のマングローブが茂る。
〔伊是名村/勢理客〕
潮の干満影響を受ける沈砂池の湿地で植樹メヒルギが数十本育つ。
〔伊是名村/伊是名〕
伊是名ビーチ北側の貯水池の水辺に植樹されたヒルギ2種類が育つ。
マングローバルのロゴマーク

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