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Panari
内・外離島
〈うち・そとばなりじま〉
西表島西部の船浮湾に浮かぶ無人島で、西表島側から貸切船に乗れば2つの島まで数分で上陸可能。潮が引くと内離島と外離島は遠浅の砂地により繋がり、内離島は今はなき炭鉱採掘の歴史も残されており奥西表の秘境とされている。
〔位置〕 沖縄県/八重山諸島(両島距離200m)
〔気候〕 年間平均気温24.3℃/亜熱帯海洋性
〔空路〕 新石垣空港→車で石垣港→高速船移動
〔航路〕 石垣港⇔上原港下船→車→白浜港
マングローブ/3カ所 (1市町村)
〈群生面積3.365㌶/構成樹種4科6種〉
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GoogleMap
自生地の全体地図
〈地形図と航空写真〉
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Interview
地域住民に聞く
〈マングローブ談話〉
|田盛 長太郎さん 〔職業:漁師 島在住〕
|取材・撮影地/沖縄県八重山郡竹富町西表
これらの2つの島は奥西表と呼ばれており、定期船が運航されていないため観光客や島民が訪れることは稀です。各島の海岸には水路が存在し、奥地を歩くと湿地や田んぼ跡にマングローブが見られます。現在は伐採が禁止されていますが、昭和15年頃まではオヒルギが建材として使用され、非常に硬い材質のため釘を打つ際には先端が曲がるほどの強度を持っていました。そのため、釘打ちの際には潤滑剤として石鹸を使いました。島では台風時に外洋が荒れるため、船を損傷から守るために波の穏やかなマングローブ林のなかに避難させる習慣もあるため、安心して漁の仕事ができます。
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Spot List
自生地一覧
〈地域別の分布〉
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